ICO(イニシャル・コイン・オファリング)

イスラエルのICOに関する動向について整理してみる。

イスラエルに本拠を置くICOプロジェクト

イスラエルに本拠を置くICOプロジェクトについて整理してみます。

バンコール

バンコールについて押さえておくべき事項は以下の通り。

創業者:エヤル・ヘルツォグ/ Guy Benartzi

バンコールの創業者は、エヤル・ヘルツォグ氏。

研究開発はテルアビブ。拠点はスイス

バンコールは研究開発はテルアビブで行っていますが、ICOに関する規制の関係上、拠点をスイスとしています。

ティム・ドレイパー氏が支援

バンコールは、世界的に著名なベンチャーキャピタリストとして知られるティム・ドレイパー氏が支援していることで知られています。

バンコールは、ICOを実施して以降、トークン価格はそれほど順調には推移しておらず、一部ではプロジェクトの将来性に懸念を示す向きもありますが、ドレイパー氏は、

こうしたプロジェクトの全ては開発途上だ。世界のためになし得ることに誰もが驚くと信じており、2年待ってほしい

と語り、バンコールを支援し続ける態度を表明しています。

米コーネル大学のシラー准教授はバンコールの手法を疑問視

ちなみに、シラー准教授は「テゾス」のアドバイザーを務めていることでも知られています。

FINNY

運営主体:Sirin Labs

非常にセキュリティの高いSOLARIN

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イスラエル当局のICOに関する統制

2017年9月、イスラエル政府はICOに関する統制を発表しています。

Israel Securities Authority Panelが審査

イスラエル証券局(ISA)は国際的な金融中枢をつくる必要性を認識

2017年9月、イスラエル証券局(ISA)のShmuel Hauser教授は、ICOを規制する必要性を検討する委員会を設立すると発表。

委員会の権限は以下の通り。

  • ICOの財務的本質とイスラエル法に基づく他の財務活動と重複するかどうかを評価する。
  • ビットコインの正当性を評価するために、各国の仮想通貨の規則の比較分析を行う。
  • 仮想通貨の取引とICOがISAによって監視されるべきかどうかを調べる。
  • イスラエルの投資家を監督がきちんとされていない投資から保護しながら、代替的な資金調達チャネルと技術革新のバランスをとる新しい規制政策を策定する。
  • そして、同様な規制当局や地域のブロックチェーン業界との潜在的な協力関係を調べる。

2018年にはイスラエルで数千ものICOが行われるとの予測も

バンコールの共同創業者であるGuy Benartziは、2017年11月に開催された『Startup Nation to Crypto Nation』というイベントにて、以下のように語っています。

2018年にはイスラエルで数千ものICOが行われるだろう

個人的な見解・考察

スタートアップの国として、金融の国として、イスラエルの仮想通貨・ICOに対するスタンスは注目に値するものだと思います。