ブロックチェーンの活用事例

NTTドコモのブロックチェーン関連の取り組みについて整理する。

NTTドコモのブロックチェーンに関する取り組み

NTTドコモのブロックチェーンに関する取り組みを整理します。

NTTドコモベンチャーズが実証実験を実施(2016年2月)

2016年2月、NTTドコモベンチャーズはブロックチェーンに関する実証実験を実施しました。詳細については、以下のプレスリリースをご覧下さい。

オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)、オリックス銀行株式会社(本社:東京都港区、社長:浦田 晴之)、株式会社静岡銀行(本社:静岡県静岡市、頭取:中西 勝則)、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、社長:岩本 敏男)、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(本社:東京都港区、社長:榮藤 稔) の5社は、本日、ブロックチェーン技術*1を活用した新たな金融サービスの開発に向けた共同研究を開始することで合意しましたのでお知らせします。本共同研究においては、実際にブロックチェーン技術を活用したプロトタイプシステムを構築し、実証実験を行う予定です。

1.取り組み概要
本件は、各社の専門性や技術力をもとに、金融サービス分野におけるブロックチェーン技術の実用可能性を検証します。システムや技術面の研究をNTTデータとブロックチェーンのコア技術開発の知見を有する株式会社Orb*2が行い、オリックス、オリックス銀行、静岡銀行が顧客ニーズを踏まえた海外送金や各種決済サービスといった新たな金融サービスの検証を行うことを予定しています。NTTドコモ・ベンチャーズは、本共同研究への参加5社とスタートアップとの連携や、その他有望・先端技術の取り込みの促進を行います。また、金融以外の事業分野においても、さまざまな業種のビジネスパートナーとブロックチェーン技術を活用したサービスへの応用を検討していく予定です。本実験には、金融関連業法を含めた法的側面について、森・濱田松本法律事務所の増島 雅和 弁護士*3にアドバイザーとして関与いただく予定です。

参考:ブロックチェーン技術を活用した 新たな金融サービスの開発に向けた共同研究を開始

エリーパワーとの実証実験(2017年4月)

2017年4月、NTTドコモはエリーパワーと連携し、ブロックチェーンを活用した実証実験を実施しました。詳細については、以下のプレスリリースの通り。

エリーパワー株式会社(以下、エリーパワー)と株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)は、エリーパワーの蓄電システムとNTTドコモのIoT技術を融合させ、新たなセンサープラットフォームを活用した簡易セキュ
リティー、見守りサービスなどの各種サービス提供をめざした協業の検討を、2017年11月9日(木)から開始いたします。エリーパワーは、世界ではじめて※1 国際的第三者認証機関TÜV Rheinland (テュフ ラインランド)の安全基準認証「TUV-S マーク」を取得した安全で高性能な定置用リチウムイオン電池を製造しています。オ
フィスのBCP対策や住宅の非常用電源、ZEH※2 用途の太陽電池や燃料電池と連携可能な蓄電システムを開発し、既に2万台以上出荷しています。また、蓄電システムを長期間安心してお使いいただくために製品本体に通信機能を標準搭載し、自社サーバーでシステムの稼働状況をモニターする「ごあんしんサービス」をお客様に提供しております。
この遠隔監視インフラを用いたプラットフォームを、より付加価値の高いサービスとしてお客様に提供するために、実績のあるNTTドコモのIoT技術を活用することを検討いたします。NTTドコモは、IoT市場の拡大に伴い多様なソリューションの提供を通じ、IoTのさらなる拡大や利用促進に取り組んでおります。環境問題対応や非常用電源などにニーズが高まっている蓄電池に、IoT技術を融合させることで新たなソリューションビジネスを創造するため、蓄電池市場を牽引するエリーパワーと新たなビジネスを推進することを検討いたします。具体的には、エリーパワーの蓄電システムにNTTドコモが開発するセンサープラットフォームを活用し、各種センサー機器の収集したデータをクラウドに蓄積し、データマイニングによる新たな付加価値の提供を
めざします。各種センサー情報は、「簡易セキュリティー・見守りサービス・BCP対策・住環境制御・エネルギー管理・住宅/建物の管理サービス」など、お客様の利用シーンに応じ提供していくことを検討いたします。本サービスでは、蓄電システムのIoTゲートウェイとモバイルネットワークを介し、ブロックチェーン技術を
活用した構成とすることを検討いたします。これが実現した場合、お客様は機器から取得したデータをワンストップでご覧いただくことが可能となります。両社は、2018年4月より本サービスの提供開始をめざし、住宅事業・BCP事業をはじめとするさまざま
な用途への当サービスの導入をお客様に提案することを検討してまいります。

参考:エリーパワーとNTTドコモがセンサープラットフォームによる協業の検討を開始

個人的な見解・考察

個人的な見解・考察は以下の通り。

NTTドコモはまだまだブロックチェーン技術については、本腰は入れた取り組みは行なっていない模様。今後も要注目である。