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ERC20の課題を解決する規格「ERC223」の特徴を整理する。

ERC223とは

ERC223の基本情報を整理します。

概要

ERC223は、ERC20が抱える課題を解決した上位互換の規格であり、2017年3月5日にERCに提案されました。223番目のERC提案なので、ERC223と呼ばれています。ERC20と同様、Github上で議論がなされています。現段階ではERC-223は”Draft”のステータスですので、まだEthereumで正式に承認されている訳ではありません。

特徴

ERC-223の重要な機能の一つが”token Fallback”です。これはERC-20の欠陥である「誤送金」を防ぐために実装されています。具体的には、コントラクトアドレス宛にコントラクトに対応していないトークンの送金がされた場合、送り主にトークンを返します。一方で、コントラクトアドレス宛にコントラクトに対応したトークンが送金された場合、通常の処理を行います。この機能を実装することで、事実上、ERC-20トークンであったような「誤送金」を無くすことができます。

個人的な見解・考察

個人的な見解・考察は以下の通り。

ERC20の上位互換と言われていますが、実際に使用されているケースは限定的です。デファクトスタンダードはまだまだERC20と言えるでしょう。